〜東大院生が開発!頭のいい説明は型で決まる 犬塚壮志著〜を読んで
読書要約
この本では、相手に分かってもらえる説明をするためのノウハウが紹介されている。
説明のコツを集約したのがIKPOLET法(筆者開発)🤫ポイント
Interest 相手の興味をつく
Knowledge 相手の理解度
Purpose 説明する目的
Link 知識をつなげる
Enbodyment.Example.Evidence 具体化、例、証拠
Transfer 知識を汎用する
Interest
説明の冒頭で、
聴き手の欲を刺激する、または、恐怖を刺激するフレーズ
or
意外性の打ち出し:〇〇て実は××なの知ってた?
Knowledge
相手が何をどこまで知っているかを把握すること。
相手の 理解の穴 を覗いてあげる(一度自分の理解の穴から出て)。
手順0 相手の徹底したプロファイル。
どんな聴き手なのか、相手の関心のありかを見抜く。説明してる中でも相手をプロファイルして、適宜説明を変えていく。
手順1 相手の知識レベル、理解レベルを知る。
相手のリアクションを見る
→方法1 言語化によるリアクション
7つの質問で
→方法2 視覚化によるリアクション
ペーパーテスト。聴き手の人数多いとき。
手順2 相手のレベルと到着点のギャップを見積もる。
手順3 そのギャップを埋める説明をする。
専門用語のコントロール
スキル1 業界用語、専門用語は小中学生でも分かる言葉に置き換える
スキル2 業界用語、専門用語を使うときは1文に1ワードのみ
スキル3 業界用語、専門用語を使ったときは、注釈を入れる
Purpose
目的は理解の羅針盤となる
そもそも脳は、目的がないと情報の吸収率が上がらない設定になっている
目的と手段を切り離して説明することが重要。
本来の目的をちゃんと示し、目の前でやっている手段の本質的な価値を伝える
(受験勉強は将来の可能性を広げるための1手段であり…)
Outline(大枠)
目的は、フィールドの理解、全体の俯瞰 の2つ
集合(〇〇って××の中のココに位置するとか)と時系列(今、全体の7割くらいです)で説明に盛り込む。
Link
新しい知識を、既存の知識とつなげてあげる。
3タイプ
因果関係
メカニズム
帰納法
ルールでくくる
周辺知識
外堀を埋める、似たような例を出す
知識の縦の広がり、横の広がりを意識する
本来の説明事項がぼやけないように
Enbodyment.Example.Evidence
具体化
漠然とした知識を相手がイメージできるレベルに落とし込む
事例
たとえば
証拠
エビデンス
Transfer 転移
新たな知識を他のシチュエーションにあてはめる
遠くへの転移 ほど価値がある(より抽象的に理解できてるから)
『…は、実はここでも使えます』