あうとぷっと。

めも。雑記。

胆嚢腺筋腫症とは

消化器内科

 

 

Rokitansky Aschoff洞(RAS)と平滑筋が増殖して、

胆嚢壁の肥厚と上皮の過形成をきたした状態🤔

 

RASは胆嚢粘膜上皮が壁内に憩室ぽく入り込んだ状態で、正常でも存在する

 

 

無症状で検診で見つかることも🤫

 

診断は超音波など

超音波像ではコメット様エコーが特徴的

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(病気が見えるより)

症状なければ経過観察

クイノー分類(Couinaud分類)とは

消化器内科

 

 

肝臓の区域の分類で、

 

S1:尾状葉区域
S2:後外側区域(外側上区域)
S3:前外側区域(外側下区域)
S4:内側上下区域(方形葉)
S5:前下区域
S6:後下区域
S7:後上区域
S8:前上区域

に分けられる😑

肝臓はCantlie線(下大静脈と胆嚢をつなぐ線)で右葉と左葉に大きく区分される

カントリー線の中に中肝静脈🤫

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(花子のまとめノートより)

右葉は前区域と後区域に、左葉は内側区域、外側区域と、計4区域にわけられ、さらにこれらの区域を2区域ずつに分けて8区域としたのがクイノー分類 

 

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(はじめてのエコー検査)

 

 

甲状腺 乳頭状腺癌

内分泌内科

 

 

甲状腺の悪性腫瘍は主に4つ…

乳頭状腺癌

濾胞状腺癌

髄様癌

未分化細胞癌

 

 

最も頻度が多いのは乳頭状腺癌で甲状腺癌の90%を占める🤫ついでに、予後は良く10年生存率も90%

 

 

10代から高齢者まで幅広い年齢層でみられる。

 

検査としては、

レントゲン、エコー  砂粒状石灰化

シンチグラフィ  取り込み低下

穿刺吸引細胞診  核内細胞質封入体(下図矢印)

など

胃の印鑑細胞癌と同様に、細胞診のみで診断がつけられる疾患🤔

 

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(病理コア画像より)

 

 

Hoehn & Yahr分類とは

神経内科

 

 

パーキンソン病の進行度、重症度を示す分類🤭

 

ふるえなどの症状が片方の手足のみ:I度

両方の手足にみられる場合:II度

病気が進行し、姿勢反射障害がみられるようになった場合:III度

日常生活に介助が必要になった場合:IV度

車いすでの生活や寝たきりとなった場合:V度

 

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(パーキンソン病サポートネットより)

 

シスプラチン と カルボプラチン

腫瘍内科

 

 

突然ですが、悪性の卵巣腫瘍の治療といえば、

手術+術後化学療法

 

化学療法のレジメンは、

胚細胞性の腫瘍ならTC療法(パクリタキセル、カルボプラチン)

非胚細胞性ならBEP療法(ブレオマイシン、エトポシド、シスプラチン )

 

そして悪性リンパ腫の治療といえば、

CHOP療法(シクロフォスファミド、ドキソルビシン、ビンクリスチン、プレドニゾロン)

 

 

 

お分かりでしょうか…

シスプラチン 、カルボプラチン、シクロフォスファミド

 

学生の目(わたし)にはどれもCから始まるっぽく見えてしまうのです🥶

 

この区別をつけるべく、それぞれの特徴をまとめてみます。

 

とりま、シスプラチンとカルボプラチン🤔

これはどちらも〜プラチンで、プラチナ製剤(白金製剤)と言われるもの

 

シスプラチンが本家で、その派生としてカルボプラチンやらネダプラチンなどが存在する

 

シスプラチンは効果も強いが副作用も強いのが特徴で、

吐き気、腎障害、骨髄障害、神経障害などがある

 

それを和らげたのがカルボプラチンという位置付け🤫

 

毛細血管再充満時間

救急

 

 

capillary refilling time(CRT)

Blanch testとも

 

爪床を5秒間圧迫し、その解除後に爪床の赤みが戻るまで要する時間を測る🥶

 

2秒未満が正常であり、それを超えるようであれば循環系の異常があると考える

 

ショック、脱水、末梢血管疾患、低体温など

 

 

たこつぼ心筋症とは

循環器内科

 

 

たまーにテストで出るので…🤫

 

 

精神的、身体的ストレスが原因で、

収縮期左室造影像がたこつぼっぽく(入口がせまく、奥が広い形)見える疾患。

 

具体的には、

左室心尖部を中心とした収縮力低下

心基部の過収縮

を認める状態🤭

 

高齢の女性に多く、心筋梗塞様の症状を呈するが、冠動脈の狭窄は見られない

予後は良く、自然軽快する

 

 

画像は以下、済生会より

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