あうとぷっと。

めも。雑記。

鑑別シリーズ〜めまい〜

 

 

 

 


まずは、どんなめまい? ってことで

 

  • 回転性vertigo  ➡︎ぐるぐる
  • 浮動性dizziness  ➡︎ふわふわ
  • 前失神性presyncope  ➡︎目の前まっくら

 

 

 


次にめまい原因として

 

  1. 中枢性 ➡︎脳幹・小脳出血、硬塞など脳血管障害系
  2. 末梢性 ➡︎メニエール病良性発作性頭位めまい症、前庭神経炎など


(ざっくり、回転性では末梢性、浮動性では中枢性が考えやすい。← …やすいだけ)

 

 

 

 


どちらがやばいかと言えば、当然、中枢性

 

 

 


中枢性ぽさを感じる所見として…

 

  • 四肢、顔面の麻痺症状、しびれ感、構音障害、複視といった脳幹症状
  • 四肢、体幹の運動失調、構音障害、注視方向性眼振といった小脳症状

 


をケアって問診、診察を進めていく。
(前失神性を疑う場合には、鑑別シリーズ〜失神〜 - あうとぷっと。を基に進める)

 

 

 

 


 

鑑別シリーズ〜意識障害〜

 

 

 


定番のAIUEOTIPS


A:alcohol
I:insulin
U:uremia
E:encephalopathy,electrolytes,endocrinopathy
O:oxygen,overdose
T:trauma,temperature
I:infection,infarction
P:psychiatric
S:stroke,SAH,seizure,shock

 

 

  • 頭蓋内病変の場合、血圧の上昇を認めることが多いので血圧測定が大事。

 

  • 低血糖、低酸素血症はすぐに測定可能ゆえ全例で行う。

 

鑑別シリーズ〜失神〜

 

失神とは姿勢保持のできない短時間の意識消失発作のこと。

意識障害やけいれんとしっかり区別(病歴聴取で)

 

 

 

失神の鑑別はざっくり4つ!

  • 神経原性
  • 起立性低血圧
  • 不整脈
  • 心血管原性

(そのうち70%は上の2つ)

 

 

 

  • 神経原性

迷走神経反射、頸動脈洞過敏性、状況失神(いきみ系、咳、運動など)

 

 

  • 起立性低血圧

一次生…調節障害(多系統萎縮症など自律神経障害)

二次生…糖尿病性の自律神経障害など

 

 

 

洞不全症候群、房室ブロック、発作性上室頻拍、心室頻拍、先天性、薬剤性など

 

 

 

  • 心血管原性

急性心筋梗塞、大動脈弁狭窄症、閉塞性肥大型心筋症、肺塞栓、大動脈解離など

 

 

 

 

医学的な本気の新型コロナウイルス対策!

 


最近はマスクが高額で転売され、メルカリでは値段が制限されてたり…
(昨日、手指アルコールがAmazonで5000円になっており目が飛び出ました)

 


一般市民の感染対策が迷走していると感じることが多いので、
医療従事者が行なっている正しい感染予防法をお伝えしたいと思ふ。

 


実際コロナウイルスがどんなやつか詳しくは私も知りませんが、インフルエンザ対策と同じと考えて
紹介していきまっす。

 


メニュー
1 手洗い、うがい
2 ゴージョー
3 水分補給
4 …マスク…
5 その他

 

 

 

 


1 手洗い・うがい


やはりまずはこれに尽きるでしょう。
手と喉にくっついてる菌やらウイルスを物理的に流してしまえということです。


ミューズとか手洗う系の洗剤類が売り切れてないということは意外と手洗い・うがいを軽視している方が多いのかと思いまする

 

 


2 ゴージョー


ゴージョーてなんやねんと思う方多いと思われますが、平たく言えば手指消毒用アルコールのことです。
(手ピカジェルだのいろんな会社から出ていますが、私はゴージョーが好きです臭い的に笑)

 


先日Amazonで見たらゴージョーが高額転売されていたので、これは必要性が浸透しているのかなと思います。
(でも買い占めるほど使うもんでもないし、ましてや病院に設置されているものを持っていくのは言語道断というか犯罪ですよん…)


病院ではよく、ゴージョーの減りが早いというのは医療者が消毒をちゃんとしているという意味で、良い指標とされているのですがここまで来ると皮肉ですね 笑

 


ところでみなさんゴージョーの使い方は大丈夫でしょうか?


外科医が手術をする前に行う手洗いもゴージョーで行われているので正しいやり方を覚えれば効果は絶大です!
(手術は患者さんの体内を触る作業ですので当然トップレベルの衛生さを保たねばならんわけです)


せっかくやるなら医療者レベルの消毒を体得しましょう!
下図を参考にしてください(説明しようと思ったのですがゴージョーのホームページに完璧な説明がありました 笑)

 

f:id:mediput:20200217110506p:image

 

 

http://www.goodhandhygiene.jp/tools/より)

ついでに手洗いの正しい方法も載っていたので転載させて頂きます
(同じくhttp://www.goodhandhygiene.jp/tools/より)

 

f:id:mediput:20200217110535p:image

 

 

 


3 水分補給


まあ言わずもがなですが、喉の乾燥は大敵です。こまめに水分を摂って喉をうるおしておきましょう。
また喉にひっついたばいきんまんも多少は胃に流し込んで殺菌する効果もあるそうです。

 

 


4 ますk…


最後にこいつですが、まず言っておきます。予防効果はほぼありません!
マスクの効果というのは咳やらくしゃみをしたときに周りに唾液をぶちまかないために存在するのです。
医療者がマスクをしているのも患者さんから移されないようにするためではなく、
免疫力(これすなわち防御力)の落ちている患者さんにうつさないようにするためです。


マスクにはちっさい穴が無数に空いてますよね?じゃないと呼吸できませんからね。
でもしかしbut、インフルやらコロナはその穴よりさらにちっさいです。まじで。


マスクは言うなればザルです。ザルに水を流してもたまりませんよね。素通りです。
喉へ入り放題です。


でも分かります。なんとなく防げてるような気がしますよね…
私も電車など人混みと接触するときだけマスクつけてしまいます…
意味ないとは分かってても何かにすがりたくなるもんなんですかね 笑

 


だからとりあえず、マスクは意味ないよと知るだけ知っておいてください。
それだけでも昨今のあほみたいな買占めパニックは起こりにくいでしょう…

 


5 その他


あとは大したことではないですが、人混みを避けたりですかね。
一度使ったマスクは必ず捨てるとか。
睡眠、ご飯ばっちりとって免疫(防御力)さがらんようにするとか!

 

 

 

 


以上です!
これでおそらく医療者並みの感染対策ができているはずです!


近所の内科医の先生を考えてみてください。
インフルのシーズンでも先生自体はインフルにかかってない方が多いでしょう。

これは上記の対策をやってワクチンうっている効果です。きっと。


今年はオリンピックもあって大勢の人が日本に来るでしょう。
今のうちから感染予防の知識を鍛えておいて損はないと思いますよ。では。


 

鑑別シリーズ 〜頭痛〜

 

 


まず、ざっくり2種類!


一次性頭痛:頭痛の発生が病変に起因しないもの(緊張型頭痛、片頭痛、群発型頭痛など)


二次性頭痛:何らかの病変ありきの頭痛。そいつのせいで起きる頭痛(くも膜下出血髄膜炎、脳腫瘍など)

 

 


どっちがやばいかと言えば、、、二次性
基本的に緊急性が高い疾患が多く先に鑑別していく。

 

 


二次性ぽさを感じる所見…


全身症状:発熱、倦怠感、筋痛など
(Systemic symptoms)
神経学的所見:麻痺、失語など
(Neurological)
突然発症:あれをしていたあの瞬間から…
(Onset)
高齢:40歳以上で新規発症
(Older)
今までにない頭痛:頻度、持続、性状など
(Pattern change)


(頭文字を取ってSNOOPらしい)
これらがあった場合、二次性を考えて頭部のMRI/CT、髄液検査、コンサルトを考慮してゆく

 

 


また逆に、
人生最悪の…、突然の…、徐々に増悪する…

が全て否定できれば二次性の可能性は低くなる

 

(感度が高いんでしょうね、どのくらいか分からんけど)

 

 

 

 

 


 

ラジエーションハウスからみる放射線科医vs.AI(人工知能)

放射線

 

 

読影に限って言えば、AIに求められる力とはマルチタスクを処理できる汎用人工知能(Artificial General Intelligence:AGI)。

 

マルチタスクとはつまり、患者の年齢や既往歴、家族歴などを踏まえ、包括的に画像を見ること。

言い換えるなら、その患者の画像ごとに違うフィルターから見なければならないということ。

 

 

AGIの実現が難しい理由は3つ

1.学習させるための学習材料の準備が難しい

画像の中には学習素材として適さないものがある。例えば、生前の臨床診断と死後の病理解剖で最終診断が別の疾患に変わってしまう場合。

つまりAGIに正しい学習材料だけを提供できないということ。

 

2.良いビッグデータ電子カルテに存在しない

AGIがあらゆる状況に対応できるようにするためには大量の医学データに基づいて学習する必要がある。

電子カルテには画像が揃っており、その画像の診断レポートや経過に関する情報が記録されているが、放射線科医が考えた全てが残されているわけではない。

多くの場合、思考の最終結論であり思考過程そのものではない。つまり、思考過程そのものを与えることができない。

 

3.日常診療の重要な一部はAIが理解できる言語に置き換えることが難しい

たとえば、直感やひらめき。

 

AIの進歩はすさまじいものがあるが、放射線科という視点ではあくまでも診断補助のツールとしての価値があるくらいの認識でいいか…🤔

〜地域医療構想とは〜

公衆衛生

 


一言で言えば、、、

超高齢社会にも耐えられる医療提供体制を構築しよう作戦🤔

 


地域医療構想は、2025年に必要となりそうな病床数を4つの医療機能ごとに予測して、

地域の医療関係者の協議を通じて病床の機能分化と連携を進め、効率的な医療提供体制を整えておく取組み

 

4つの医療機能とは、

高度急性期、急性期、回復期、慢性期

の4つ(二次医療圏を基本に全国で341の「構想区域」を設定し、各区域ごとに準備)

 

 


きっかけとなったのは、

2014年の医療介護総合確保推進法

で、厚生労働省が翌年に「地域医療構想策定ガイドライン」をまとめた🤔

 

ついでに、医療計画での基準病床数を参考にして病床の地域偏在、余剰、不足がありそうな機能を明らかにして地域の実情を共有し、関係者の協議によって構想区域における課題をはっきり洗い出しておこうという政策😤