あうとぷっと。

めも。雑記。

核黄疸とは

小児科

 

 

まず黄疸について🤭

 

ビリルビンは普段アルブミンと結合している。

が、ビリルビン量が増えるとアルブミンと結合できないやつらが出てくる

 

余った間接ビリルビン脂溶性なのでBBBを通過してしまい、

大脳基底核や海馬などにくっつき、神経細胞ミトコンドリアの電子伝達系を阻害🤢


新生児の場合、血液脳関門が未熟で、アルブミンの量も少ないので核黄疸が起きやすい。

低血糖、低酸素、アシドーシス、感染などでは血液脳関門の透過性が亢進してしまい、低出生体重児は特にリスクが高い

 

 

 

Praaghの分類

核黄疸の原因と症状

 

第一期:筋緊張低下、嗜眠、哺乳力の低下(not doing well)

第二期:筋緊張の亢進、後弓反張、発熱、甲高い鳴き声、けいれん

第三期:第二期の筋緊張が減弱してくる

第四期:後遺症として錐体外路症状、乳歯形成異常、難聴など

 

 

治療

1期のうちに血症交換

2期以降には有効な治療はなく、後遺症を残す可能性がある