あうとぷっと。

めも。雑記。

子宮体癌への低用量ピルの効果

産婦人科

 

 

そもそもピルとは…

エストロゲン と ②プロゲステロン  の合剤🤔

 

 

エストロゲンが増えればネガティブフィードバックがかかり、FSHを低下させ、卵胞を育てさせない

 

プロゲステロンご増えればネガティブフィードバックがかかり、LHを低下させ、排卵させない(LHサージ起こせないから)

 

 

ここで、ピルにはエストロゲンが含まれているから

エストロゲン依存性のある子宮体癌のリスクになるのでは😐?

と勘違いしていました…

 

ピルはプロゲステロンの効果で子宮内膜の増殖を抑え、薄く保ってくれるのでむしろ子宮体癌のリスクを減らしてくれるみたいです🥺

 

乳糜胸とは

呼吸器内科

 

 

胸管を流れる乳白色のリンパ液(乳糜)が、術後などに胸腔内に漏出したもの🤔

 

(脂肪成分を含むために乳白色を呈する)

 

診断は胸水を穿刺して、

TG(胸水)≧110mg/dl

かつ

T-chol(胸水)/ T-chol(血清)<1

であれば乳糜胸と診断される

 

 

治療としては

絶飲食で中心静脈栄養として保存療法を行い、改善なければ手術(胸膜癒着術、胸管結紮術)

 

胆嚢腺筋腫症とは

消化器内科

 

 

Rokitansky Aschoff洞(RAS)と平滑筋が増殖して、

胆嚢壁の肥厚と上皮の過形成をきたした状態🤔

 

RASは胆嚢粘膜上皮が壁内に憩室ぽく入り込んだ状態で、正常でも存在する

 

 

無症状で検診で見つかることも🤫

 

診断は超音波など

超音波像ではコメット様エコーが特徴的

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(病気が見えるより)

症状なければ経過観察

クイノー分類(Couinaud分類)とは

消化器内科

 

 

肝臓の区域の分類で、

 

S1:尾状葉区域
S2:後外側区域(外側上区域)
S3:前外側区域(外側下区域)
S4:内側上下区域(方形葉)
S5:前下区域
S6:後下区域
S7:後上区域
S8:前上区域

に分けられる😑

肝臓はCantlie線(下大静脈と胆嚢をつなぐ線)で右葉と左葉に大きく区分される

カントリー線の中に中肝静脈🤫

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(花子のまとめノートより)

右葉は前区域と後区域に、左葉は内側区域、外側区域と、計4区域にわけられ、さらにこれらの区域を2区域ずつに分けて8区域としたのがクイノー分類 

 

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(はじめてのエコー検査)

 

 

甲状腺 乳頭状腺癌

内分泌内科

 

 

甲状腺の悪性腫瘍は主に4つ…

乳頭状腺癌

濾胞状腺癌

髄様癌

未分化細胞癌

 

 

最も頻度が多いのは乳頭状腺癌で甲状腺癌の90%を占める🤫ついでに、予後は良く10年生存率も90%

 

 

10代から高齢者まで幅広い年齢層でみられる。

 

検査としては、

レントゲン、エコー  砂粒状石灰化

シンチグラフィ  取り込み低下

穿刺吸引細胞診  核内細胞質封入体(下図矢印)

など

胃の印鑑細胞癌と同様に、細胞診のみで診断がつけられる疾患🤔

 

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(病理コア画像より)

 

 

Hoehn & Yahr分類とは

神経内科

 

 

パーキンソン病の進行度、重症度を示す分類🤭

 

ふるえなどの症状が片方の手足のみ:I度

両方の手足にみられる場合:II度

病気が進行し、姿勢反射障害がみられるようになった場合:III度

日常生活に介助が必要になった場合:IV度

車いすでの生活や寝たきりとなった場合:V度

 

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(パーキンソン病サポートネットより)

 

シスプラチン と カルボプラチン

腫瘍内科

 

 

突然ですが、悪性の卵巣腫瘍の治療といえば、

手術+術後化学療法

 

化学療法のレジメンは、

胚細胞性の腫瘍ならTC療法(パクリタキセル、カルボプラチン)

非胚細胞性ならBEP療法(ブレオマイシン、エトポシド、シスプラチン )

 

そして悪性リンパ腫の治療といえば、

CHOP療法(シクロフォスファミド、ドキソルビシン、ビンクリスチン、プレドニゾロン)

 

 

 

お分かりでしょうか…

シスプラチン 、カルボプラチン、シクロフォスファミド

 

学生の目(わたし)にはどれもCから始まるっぽく見えてしまうのです🥶

 

この区別をつけるべく、それぞれの特徴をまとめてみます。

 

とりま、シスプラチンとカルボプラチン🤔

これはどちらも〜プラチンで、プラチナ製剤(白金製剤)と言われるもの

 

シスプラチンが本家で、その派生としてカルボプラチンやらネダプラチンなどが存在する

 

シスプラチンは効果も強いが副作用も強いのが特徴で、

吐き気、腎障害、骨髄障害、神経障害などがある

 

それを和らげたのがカルボプラチンという位置付け🤫