あうとぷっと。

めも。雑記。

all or none、全か無かの法則とは

産婦人科

 

 

妊娠4週未満の時期は、無影響期といわれており、この時期が  全か無かの法則(all or none)  の時期にあたる。

 

なにが全か無かというと、

全…

薬剤によるダメージが卵子にあったとしても、完全に修復され後遺症(先天的な奇形とか)を残さない。

 

無…

薬剤によるダメージが強くて、卵子はもはや受精できない、もしくは、受精しても必ず流産する。

 

つまり、すでに妊娠反応があり、胎嚢とか確認できている場合、それまでに飲んでしまっていた薬は赤ちゃんに影響を及ぼさないから心配しなくて大丈夫ということ🤔

 

ちなみに、妊娠4週から7週未満は絶対過敏期であり、重要な器官形成の時期にあたるので使用するお薬には細心の注意が必要。

 

国試的には、

ワーファリン

アミノグリコシド系、テトラサイクリン系、ニューキノロン系、

レニンアンギオテンシン系阻害薬

などなど🥶